さおだけ屋はなぜ潰れないのか?

「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」を分かりやすく解説する本。興味があったのでいつか買おうと思っていた。すいすい読めて、かつ分かりやすい。会計学の本というよりは、Amazonのレビューにもあったが、経済学的な解説。どちらにしても分かりやすく、すっきりする内容でお勧めしたい本。
さおだけ屋は何故潰れないのかという疑問はこの本のタイトルを電車の中吊りか何かで見た時にそういえばそうだなと思った。潰れてしまったさおだけ屋なんて逆に見ることはないだろうが、ひっそりと各地域で軽トラが走っているのには何か理由があるのだろう程度に思っていた。(そんなに考えてもないけど。。

企業が潰れない(利益を上げる)ために必要なことは次の2つ。

  • 売り上げを増やすこと
  • 費用を減らすこと
  • この2つのどちらか、または両方を実施することで利益を生むことができる。ゴーイング・コンサーン(=継続)することが企業の宿命である。いかに利益を出すかを常に考えないといけない。さおだけ屋は、軽トラでまわるだけさおだけ屋ではなかった。土日くらいを車でまわって平日を商店街の金物屋をやっているところや、リサイクル店など。なので経費は店から出すのでかからない。売れたら売れたで、御徳用などセットな売り方をしてお客にお得感を与えたり、店の宣伝をしたりする。それくらいで充分なのだ。本業ではないのだからという所は妙に納得した。また、節約はパーセンテージで見るのではなく、絶対額で見ないといけないと痛感。

    さおだけ屋の話だけでなく、経済、会計の話が包括的に理解できる内容になっています。
    簿記でも取ろうかと思いました。

    【目次】
    第1章 さおだけ屋はなぜ潰れないのか?
     →利益の出し方

    第2章 ベッドタウンに高級フランス料理店の謎
     →連結経営

    第3章 在庫だらけの自然食品店
     →在庫と資金繰り

    第4章 完売したのに怒られた!
     →機会損失と決算書

    第5章 トップを逃して満足するギャンブラー
     →回転率

    第6章 あの人はなぜいつもワリカンの支払い役になるのか?
     →キャッシュ・フロー

    第7章 数字に弱くても「数字のセンス」があればいい
     →数字のセンス