前回のGoogle社員の人の話と少し近いかもしれませんが、今回は僕自身や周辺について少し書いてみようと思います。制作現場にはいろんな人がいますが、思うのは制作の人間は、本当にコミュニケーションが好きか? あるいは得意か? または積極的になろうとしているか? といった疑問があります。「制作」そのもの、作ること自体に面白さや集中力を注ぎ込むのは良いと思うのですが、私見もありますが、偏っている印象があります。“たしかに言われた要件”に対して、より良い動きやデザインで提案できるのは、素晴しいことだと思います。ところが、どうやらそこまでといった感じも否めません。デザインやFlashの見せ方、動きが良いなんてことは逆に誰でも追求すれば、実現できるようにも思います。
作ってるモノは、自慢もしたいし、いろんな人にも見てほしい。そんなことくらいしか見えてこなかったりすると、勿体ないなと思うようになりました。自分の感覚だけかもしれませんし、制作者としては、きちんと要件を実現していると主張すれば、そこまでの話なわけですが、もっとクライアントにしても、社内の人間どうしにしても、第三者に対してもオープンに話をすることで、クライアントの気づいていない部分を見つけられる可能性もあるかもしれません。自分のいる場所、要求されていることだけの実現を守備範囲にするのではなく、もう少し遠くの方を見たり、クライアントをガイドしてあげたり、情報を共有したりすることでお互いが関係していけるのではないかと思います。広告やWebをつくるのなら、もっとクライアントやチームの人、ステークホルダーの人達と積極的な関係を構築していくべきではと思います。でも、実はこれって別に広告もWebも関係なくて、人間としてだったり、社会人として必要なことなのかなとも思えます。少し偉そうに書いてしまいましたが、自分がそこにいる意味を自分なりに定義づけて、膨らましてもよさそうです。
