iPhoneなどのスマートフォンとネットのクラウドサービスを駆使すればオフィスという場所にとらわれず仕事することも可能な時代になってきていると著者は言う。佐々木俊尚氏はITジャーナリストで、「次世代のウェブ」を読んでいたこともあり、ノマドという言葉に誘われて読んだ。オフィスがなくても仕事ができる時代になっている、つまりは会社に通勤するという旧来の仕事のやり方でなくても(フリーアドレスとは違う)、仕事ができる人もいる。それが可能になってきている。そんなノマドスタイルを今から意識的につくっておけば、いいかもしれない。いくつか僕が気になったことをメモ。
ノマド(nomad)とは、遊牧民を意味する言葉。”テクノロジーで武装したフリーランサーたち”
▼ノマドマークに向かないタイプ
自律、セルフコントロールができない人
▼パーマネントコネクトビリティ
会うことも重要。互いのコミュニケーションはリアルな喜怒哀楽を感じてこそある。
ノマドワーキングとは、つまりどこにいても、場所を選ばず、同じ質の仕事ができて成果が上げられること。
フリーランスだろうと、会社員としてだろうと場所に関係なく業務を処理できる一つのヒントがありそう。
ノマドを実践するための3つのコントロール
1)アテンションのコントロール
2)情報のコントロール
3)仲間との連携をコントロール
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1)アテンションのコントロール
Acquisition(取得する)
情報、仕事仲間との連絡、メモ、やるべきこと、願望、アイデアなどを取得するプロセス
Classify(整理する)
情報、仕事仲間との連絡、メモ、やるべきこと、願望、アイデアなどを整理するプロセス
Dig(掘り下げる)
情報、仕事仲間との連絡、メモ、やるべきこと、願望、アイデアなどを掘り下げるプロセス
Collaborate(連携する)
情報、仕事仲間との連絡、メモ、やるべきこと、願望、アイデアなどを実際の業務に取りかかるプロセス
AcquisionとClassifyはリラックスしながらでもできる作業
対してDigとCollaborateは高いアテンション、集中力と論理的思考が必要になる。
緩急つけて上記作業をできると良い。
本書には、佐々木さんのノウハウがしっかり詰まっていて、勉強になる。最終的には高い集中力をどこでも自在に発揮できるか、
パフォーマンスの維持にかかっていると思う。
▼外出先からでもRSSをチェック。地下でも読み込んでおけるBylineというアプリ
Google Readerと連携。
▼BGMでリズムをつくる
短いインターバルをいかに集中できるものにするか。例えばリラックスとアテンションの曲にするサイクル。
山登りでは、1時間歩いたら10分休憩。これをノマドにも適用する。
2)情報のコントロール
・情報をフローとストックに分類する
・情報への向き合い方は、プル/プッシュ
・コンタクトポイントを絞り込む
→自分が何のためにこの記事を読んでいるのか、何に役立てようとしているのか、考えて読むこと。
→仕事先とのコンタクトを減らす。人間関係を減らす訳ではない。(メールベースにする)メールにすることで言った言わない防止。証跡を残せる。
3)仲間との連携をコントロール
カレンダーを共有する。詳細内容までは共有しなくても、 例えば10:00〜14:00は何か予定が入っているんだなと関係者に認識できるくらいの感じ。
SkypeなどIMを利用する。チャットに参加しなくてもOK、ログを後で辿れるようにしておき、不参加の人でも情報を取得できるようにする。
蔵書管理 http://mediamarker.net
読みたい本はメディアマーカーにチェックしておける。感想もここに簡単に書ける。あとで検索できるようにしとく。いAmazonのウィッシュリストに追加していただけだったけど、簡単な感想なんかも一言程度、書いておくといいかもしれない。
Mind42 http://mind42.com
マインドマップのオンラインサービス。mindmeisterより良さそう。制限数が得にないようで?
p219以降の「ノマドスタイルの時代へ」という節は興味深い。黒川紀章氏の1960年での著書、「ホモ・モーベンス」あたりは是非読んでみたい。

