悪天候! 2泊3日で臨む、白馬鑓温泉
2泊3日で白馬鑓温泉へ猿倉からの白馬山荘経由で臨んできた。全日にわたって悪天候。標高2000mを越える高地の酸素の薄い場所、打ちつける雨と風によって疲労度も通常よりはあったかと思う。条件が厳して辛かった。装備は前回の塩見岳の時の気温を基準に考えてしまいかなり危うかった。。気をつけないと本当に死んでもおかしくないですね。大袈裟かもしれないものの、そんな感想すら持った今回の山行。 9:45 既に雨が降っている。レインウェアに着替え、登山靴の紐を軽くしめる。登山届を提出し猿倉荘を出発。 11:00 白馬尻小屋に到着。雨が途中止んで太陽の光が直射したり、また小雨が降ったりと最初から山の天気はーみたいな状態。幼稚園の子どもたちが大雪渓を見に来たらしく、たくさんの子どもたちとすれ違う。尻小屋でアイゼン(1000円)を購入。小屋から少し行ったらすぐに雪渓が始まる。大雪渓の中盤からメンバーの1人が先頭を突っ切ってしまい見えなくなる。。残りの僕ら3人で後を追うものの山荘まで全然追いつけなかった。昼休憩をやむを得ず大雪渓の途中でとることにした。ザックカバーはしていたが、当たりが悪くてザック内にまで水がじわっと浸透し始めている。雨に打たれながら食べる。屋根のある場所はない。かなり辛い状況だった。雨と強風で体温が奪われてしまい、震えが収まらなくなる。。仲間からインナーとレインウェアのズボンを借りて小雪渓を抜けた。大雪渓は最後の所が勾配がかなりあり、そこまでくると両サイドに滝のように二つの流れが轟音を立てている。登りの道には雨水が小川のように流れている。仲間の一人が高山病にかかった。頭が痛いそうで彼のザックをもう一人が前に掛けて登る残り30分。 16:55 白馬山荘に到着。少し時間かかった。山荘に着いてからはガイドの方に軽く叱られた。パーティーで行動するからには1人だけ先に着いてしまうような状況は良くない。先頭と後ろでどうなっているか把握できないので、必ずまとまって行動するように次回から気をつけてと。これは次の日からすぐに実践へ。白馬山荘の受付小屋で濡れたザックカバーやカッパの水気をとり受付を。一泊二食で10,100円。夕食の時間は17:45。飯はやっぱり美味しいー!乾燥室は登山客の靴や雨具であふれていて、乾きそうな感じがしない。。食堂前の談話室などにストーブが出してあり、そこで登山者のみんなが自分の荷物をだして乾かしている。雑誌や本が本棚にたくさんあって、読書をする人もいた。21:00消灯。 7/30 5:30 朝食。支度をしてストーブ前へ。高山病にかかった彼は医務室へ診察。薬をもらって回復を待つ。山荘にはかなりのスタッフがいて女性の方も結構いた。繁忙期は40人くらいになるそう。 8:23 白馬山荘を出発。10:30頃に白馬鑓ヶ岳の手前で山荘で予約していた弁当を食べる。ホタテが旨い。雑誌「男の隠れ家」の取材チームの方がいて弁当を撮らして!と取材にあった。カメラマンさんはCanon EOS 1Dに24-70mmのレンズ。重たさそうだ..。 11:10 白馬鑓ヶ岳(2903m)に登頂。終始ガスって視界ゼロ。残念ながら何も見えないのですぐに出発ー。 鑓温泉手前40分前くらいだったか。「鎖場は滑りやすいから気をつけてくださいね。」ガイドの方が言っていたその場所は雨も相まって慎重に行かないと危険だと感じる場所だった。川が勢いよく流れる箇所あり、滑りそう。実際に滑ってしまった。。ストックをしまい、両手で鎖を掴む。下りでも結構な辛さだったが、これを登るルートをとる場合だとまたかなりの苦労な気がした。苦行だ。 14:10 白馬鑓温泉に到着。支度をしてさっそく温泉!硫黄の香りが途中の道からかすかにしていたが、やっと目の前に風呂だ。「ゆ」の暖簾をくぐり、桶でお湯をくんで体にかける。しみる。気持ちは爽快。長めにつかった。景色は雲海を臨む絶景なはずなのだが、これまたガスってほぼ何も見えない。が、最高だった。湯の華がかなりある。虫もなぜか飛び寄ってくる。脚を揉んで筋肉痛にならないように揉みほぐす。 小屋の前ならお湯を沸かしても良いそうなので、コーヒーを淹れる。隣に座っていた62歳のおじさんは僕らのことをとても羨ましく思うと話をされる。「若くてこんな所に来れるのは素晴らしい。もっと若いときから登山をやっておけば、10人くらい引き連れて登ったのになあ」と。いつの間にか歳をとる。僕はこんなに歳をとるとは思ってもみなかった。いつまでも若いと思っていた。でも気づけばこうだ。友達がいることも素晴らしいことだよとおじさん。聞き入ってしまう。年齢を越えて普通に話す、話しかけ合う山での会話っていいなと思う。 17:00 夕食。ご飯、肉じゃが、鳥の唐揚げ、さば味噌、味噌汁。一泊二食で9,000円。足湯に浸かり、少し待っては見るものの小雨と霧が景色をなかなか見せてくれない。7月の最終週と8月の第一週目が一番のシーズンとして登山客最も多く賑わうとのこと。携帯などの充電は100円でフル充電可能。但し、21時で消灯なのでそれまでしかできない。夜も小屋の前は賑わっている。食堂は談話室として登山客どうしや小屋の方が話をしていて和やか。露天風呂は女性のみの時間帯が19:30-20:30。それ以外は基本的に混浴。風呂上がりの消灯前にトランプを。本棚にトランプや漫画が置いてあった。 4:00 起床。3:00くらいから他の登山者がごそごそと起床を開始していた。4:00過ぎに起きて日の出をねらって露天風呂へ。深夜は雨が小屋の屋根に打ちつける音が時々していた。太陽が出てきて小屋側の山を赤く照らす。まもなく5:00。朝食はベーコン、鮭、味噌汁。支度をして6:30くらいに出発。アクシデントが発生し、トップを歩いていた高山病治りの彼が脚をくじいて動けなくなった。鑓温泉の小屋まではまだ離れ過ぎてはなかったので状況を伝え、呼びに1人行ってもらう。骨折したかもしれない。。山岳救助用ザックで小屋まで男2人がかりが交代で彼を背負って運ぶ。ヘリで輸送する手段で下山する方向になり、残り僕ら3人で下山することにした。ヘリは通常、当該1名しか乗せられないので、付き添いに1名残ったとしても悪天候で単独下山するのには危険なので、その判断とした。この日はどうしようもない悪天候のため、猿倉からのヘリは飛べずだった。 8:40 再出発。既に土砂降りの状態。足場には気をつけながら下山する。雨のせいで道はかなり緩いし滑りやすい。雪渓をトラバースする箇所はストックのキャップを取って突き刺して歩く。小日向のコルを過ぎたあたりからは道に水が流れており、また小さな川をズンズン進む。石の上は滑りやすいので注意しながら。こんな雨の日でも傘をさして登る夫婦や15人くらいの女子山岳部とすれ違った。 12:10 猿倉荘に到着。長い道のりだったが最後の最後の歩行はペースが上がっていた。地上の天気は嘘のように、あっけらかんと晴れている。山の方を見上げると霧が立ち込めて上部分は見えない。倉下の湯へ。昼食はグリンデルという洋食屋さんでベーコンステーキ定食をいただく。腹は満たされた。 反省メモを。別のエントリーでもまとめようと思う。 パーティの並び順。最後尾は体力のある人。2番目に体力ない人。トップは足腰強い人に。 日頃からウォーキング、ストレッチなどした方がいいかも。 装備、服装を整える。 歩き方の習得。 北・南アルプスは必ず雨が降るので雨具は上下必携。 行動食はザックから取り出しやすい位置に収納! 団体行動!離れすぎず。歩調合わせる。 地図の正しい読み方。等高線! 捻挫や脱臼、骨折の対処方法 天気は実施日の1週間前からチェック 実施前にパーティ全体ミーティング。ルート確認、エスケープルート確認、役割分担。
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